神経発達

自宅、学校、職場、支援・福祉施設などそれぞれの場面での本人自身、周囲の困り感を、具体的に明らかにします。

必要に応じて数値化（ヴァインランドII、S-M社会生活能力検査による）します。

本人、保護者の承諾が得られれば、自宅以外において周囲の感じる困り感を、第３者を情報源として具体的に明らかにします。

精神保健福祉士が丁寧に作業にあたります。

受信・発信機能の定量的把握と数値に基づく支援ウェクスラー構想、ルリア構想、それぞれを基盤とする知能検査により、受信・発信機能の定量的把握を行います。

認知プロフィール数値を学習・行動支援に活かします。

弊院では、スキナー流の応用行動分析ＡＢＡの適用を中心としており、ロジャーズの考え方は採っておりません。

いわゆるカウンセリングについてもＡＢＡを基盤としています。

神経発達分野に特化してスキルを磨いている言語聴覚士により、言語能力開発、吃音者支援を行っています。

必要な聴力検査も実施します。

K ABC – IIの習得尺度検査、学年毎の学習到達評価（これは標準化が不十分なものもありますので、参考として実施）により学習到達を定量的に把握します。

必要に応じ認知プロフィールに基づく指導を行います。

特別支援教育制度、児童福祉法、総合支援法に定められた諸制度、障害に伴う経済的支援、就労に際して利用できる諸制度をご紹介します。

制度利用の申請に必要となる手続きをご説明し、意見書、診断書を作成します。精神保健福祉士が必要な情報の収集、整理にあたり、不足する情報の問い合わせを行います。

次の図をベースにして対応を考えます。発達障害ではセロトニン系だけに重点を置くのは不適当です。