低身長・思春期早発症
(1) 即時に結果のわかる成長ホルモン分泌能検査
(2) 性腺系ホルモン検査も即時に結果がわかる。思春期ステージごとに最適の治療ができる。
(3) 在宅自己注射継続支援
(4) 頭蓋内の器質的疾患の有無をしっかりチェック
(5) 低身長をきたす先天異常症候群の遺伝子診断にも積極的に取り組む
低身長
- 低身長の程度、骨成熟、分泌刺激試験による成長ホルモン分泌能検査、血中IGF-1などから成長ホルモン分泌不全症を診断し、頭蓋内の器質的疾患(脳腫瘍など)の有無、他の疾患を否定したうえで成長ホルモン投与を実施します。
- 受診のたび在宅自己注射が適切に行えているか、副作用の出現がないかチェックします。
(1) 即時に結果のわかる成長ホルモン分泌能検査
検体検査管理加算Ⅰ算定施設
- 院内検査を実施しています。
- 常勤の臨床検査技師が勤務しています。
- 検査精度管理(日医、九臨技、佐臨技、各機器販売社自主管理)を常時行っています。
- 一部の検査は佐賀県成人病予防センターと連携して、実施しています。
(2) 性腺系ホルモン検査も即時に結果がわかる。思春期ステージごとに最適の治療ができる
(3) 在宅自己注射継続支援
(4) 頭蓋内の器質的疾患の有無をしっかりチェック
(5) 低身長をきたす先天異常症候群の遺伝子診断にも積極的に取り組む
○弊院で遺伝子診断可能な、低身長をきたす疾患低ホスファターゼ症、クルーゾン症候群、ATR-X症候群、軟骨無形成症、コステロ症候群、CFC症候群、チャージ症候群、ネイルパテラ症候群、コフィン・シリス症候群、歌舞伎症候群、ヌーナン症候群、骨形成不全症、ルビンシュタイン・テイビ症候群、コルネリア・デランゲ症候群、スミス・レムリ・オピッツ症候群、タナトフォリック骨異形成症、プラーダーウィリー症候群、ウィリアムス症候群、SHOX遺伝子異常
思春期早発症
- 厚生労働省班会議の診断基準に基づいて診断を行います。
- 次の思春期関係検査は15分で結果判明します。LH、FSH、総テストステロン、エストラジオール、GH、TSH、FT4。従ってLHRH負荷試験の結果も即時に判明します。
- 提携医療機関において頭部MRI検査を実施します。必要に応じて遺伝子検査を行います。
- リュープロレリンは、メリットが確実な場合に限り投与します。
- 初潮早期出現にむけて心の準備を支援します。
中枢性思春期早発症診断基準(1)
中枢性思春期早発症診断基準(2)
中枢性思春期早発症診断基準(3)